「ビズリーチは評判がいいけれど、本当にスカウトが来るのか」「有料にしないと意味がないのでは」。転職を考えていた頃の私も、同じことを思っていました。

結論から言うと、私は有料プランを使わないまま、企業から直接のスカウトを週に1回ほど受け取っていました。当時の私は、ニッチな業界で法人営業をしていた課長で、年収は500万円台前半でした。

この記事では、口コミを集めるのではなく、私が実際に使った記録をもとに、ビズリーチで何ができて、どう使えばいいかをまとめます。

無料のままでも、スカウトは届いた

有料にしないとスカウトが来ない、ということはありませんでした。私は最後まで無料のままでしたが、企業からも、ヘッドハンターからも声がかかりました。

公式のよくある質問によると、無料のプランでも、求人を見て応募すること、スカウトを読んで返信することができます。有料のプランでは、これに加えて「シゴト観診断」や「ビズリーチキャリアコンシェルジュ」が使えるとされています。

出典: よくある質問(ビズリーチ)

まずは無料で登録して、どんなスカウトが届くかを見てから、有料にするかを考えれば十分だと思います。

スカウトには、企業からとヘッドハンターからの2種類がある

ビズリーチのスカウトは、送ってくる相手によって2種類に分かれます。

送ってくる相手どんな相手か
企業自社の採用をしている企業
ヘッドハンター転職を支援する専門家(人材紹介会社など)

出典: ビズリーチの使い方ガイド

私の場合、企業からのスカウトだけで週に1回ほど、ヘッドハンターからのものを合わせるとそれより多く届きました。企業からのスカウトは、その会社が私の経歴を見て、直接声をかけてきたものです。

数が多くても、全部に返信する必要はありません。気になったものだけ読んで、話を聞いてみたい相手に返信すれば十分です。

届くスカウトが、今の職場を測る物差しになった

私にとってスカウトは、転職先を探す手段である前に、今の職場を測る物差しでした。

本当に疲れ切っていた頃、無料だからと試しに登録しました。届くスカウトや求人を眺めるうちに、今いる場所の条件がどれだけ悪かったのかが、はっきり見えてきました。

登録して、自分の市場価値を知る。たったそれだけのことが、私にとっては大きな変化のきっかけになりました。今の時給を数字で確かめたいときは、実質時給の計算も使ってみてください。

当時のことは、やりがい搾取の記事にも書いています。年収の相場と、スカウトのほかの測り方は、40代の平均年収はいくら?にまとめています。

実績がなくても、営業の経験は業界をまたいで見られていた

正直に言うと、私の職務経歴書には、特に書ける実績がありませんでした。ニッチな業界でしたし、表彰の制度や社内のコンペのような、実績を形にできる仕組みもない会社だったからです。

それでも、いろいろな業界からスカウトが届きました。営業職だったからこそ、業界をまたいで声がかかったのだと思います。

書ける実績がないからといって、登録をためらう必要はありません。スカウトが来ないと感じたら、登録している職種や経歴の書き方を見直してみるのも、ひとつの方法です。

会社に見られないように、ブロックの設定を確かめる

在職中に使うとき、いちばん気になるのは「今の会社にばれないか」だと思います。

ビズリーチには、特定の企業やヘッドハンターに職務経歴書を見られないようにする、ブロックの機能があります。在職中に使うなら、登録したらすぐに、今の会社や関係の深い取引先がブロックされているかを確かめておきましょう。

出典: ビズリーチの使い方ガイド

年収はいくらから使える?

公式のよくある質問では、登録はどなたでもできて、登録したあとに独自の基準(非公開)で審査をしているとされています。

出典: よくある質問(ビズリーチ)

年収が高い人向けという印象があるかもしれませんが、年収500万円台前半だった私にも、企業から直接のスカウトが届きました。なお、私が使ったのは30代半ばのときです。

どのサイトがいいかより、良い転職先に出会えるか

転職を終えて思うのは、「どの転職サイトがいいか」より、良い転職先に出会えるかどうかのほうが大事だということです。

どのサイトでもチャンスを拾えるように、私はビズリーチのほかに、転職エージェントにも登録していました。面談や応募に進んだ10件ほども、ひとつのサービスからだけではありません。

ビズリーチでは、スカウトという形で外からの反応が見えました。転職エージェントの面談では、担当者から「ちょっと働かされすぎですね」と、外から見た自分の働き方を率直に言ってもらえました。それぞれ役割が違うので、幅広く登録しておく意味があると思います。

ビズリーチだけに絞らず、転職エージェントと一緒に使うのがおすすめです。私の場合、転職エージェントはリクルートエージェントとマイナビ転職エージェントを使いました。転職エージェントの選び方は、転職エージェントは何社に登録する?にまとめています。

まとめ

  • 有料プランを使わなくても、企業からのスカウトは届いた(私の場合は週に1回ほど)
  • 無料のプランでも、求人への応募と、スカウトを読んで返信することができる
  • スカウトには、企業からとヘッドハンターからの2種類がある
  • 書ける実績がなくても、営業の経験は業界をまたいで見られていた
  • 在職中なら、今の会社や取引先のブロックを、登録してすぐ確かめる
  • どのサイトがいいかより、良い転職先に出会えるか。転職エージェントと一緒に、幅広く登録しておく